福岡市の民泊について考える


福岡では結構メジャーな単語になりつつある『民泊』と言う言葉。

皆様はご存じですか。

本日は『民泊とは何か』『何が問題となっているのか』を題材と致しまして、不動産会社の目線で少し綴ってみようかと思います。

 

民泊という言葉の意味

福岡市 民泊 画像

まずはここからです。

この言葉自体は意味が非常に広く、友人宅や知り合いの家に宿泊させてもらうことを指しています。つまり単純に民間の家庭の宿泊することを『民泊』と呼ぶようです。

 

どうしてこの言葉がメジャーになるの?

福岡市 民泊 画像

では、どうしてこんなにもこの言葉が普及しつつあるのでしょうか。

問題はこの『民泊』に宿泊料が発生するか否かです。

我が国には『旅館業法』という法律がございます。そもそも『旅館業』は「施設を設け、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業」と定義されています。

つまり宿泊料が発生する『民泊』はこの『旅館業法』の適用対象になるのではないか?そうなると営業許可は?部屋数等の法律的規制は?消防法は?等といった諸問題が色々と出てくるわけです。

そりゃそうですよね。きちんと法律の規制をクリアしながら営業しているホテルや旅館からしたら、この方法で設けられてはたまったものではありません。

ただ現実的には違った見方が

福岡市 民泊 画像

今や福岡市は『世界の住みよい都市ランキング2015』で12位、日本国内では2位と世界的に人気の都市になっています。その影響か週末やイベントの際は県外はおろか海外からの宿泊客も多く、宿泊先が不足しているのが現状です。また人気アイドルのコンサートの際等も、周辺ホテルは数ヶ月前からいっぱいだそうです。

せっかく福岡市が盛り上がりを見せているのに、宿泊先が足り無いなんて・・。

それなら『民泊』で宿泊料をいただく形態をうまく使っていこうよ。

そうだ!

不動産会社なら賃貸のプロなので賃貸マンションの空室を利用した『民泊』が運営できるんじゃないか!

ベッドを用意して、タオルやハブラシも・・。

つまりデイリーマンションやウィークリーマンションの形態ってことですよね。

そうなると、デイリーマンションやウィークリーマンションがいいならその感じでやればいいじゃない。と言う疑問も上がりますよね。

ここもどこからが不動産的な定期借家契約で、どこまでが旅館業法が適用される宿泊に該当するかイマイチグレーゾーン的な部分みたいです。1ヶ月に満たない宿泊は旅館業法が適用されるような判例もあるようですが・・・。

更に言えば、駐車場も民泊ビジネスに絡んできそうです。

空き駐車場も空室とセットにして『車でもOK』のような謳い文句でビジネスを展開しようとしていつ会社もあります。何も海外観光客だけを相手に絞る必要もありませんしね。ただこれも契約啓太はグレー・・・。

いずれにしても、ここまで問題になってくると、近々法律自体が整備される日も近いのではないでしょうか。願わくば我々不動産会社にナイスな風が吹いて欲しいものです。